スタッフ

監督・撮影・編集 松林要樹

監督・撮影・編集 松林要樹1979年福岡県生まれ。福岡大学中退後、経文みたいなものを求めて天竺めがけて一人旅。日本映画学校(現・日本映画大学)に入学し、原一男、安岡卓治が担任するゼミに参加。卒業後、東京の三畳一間を拠点にアジア各地の映像取材をして糊口をしのぐ。2009年、戦後もタイ・ビルマ国境付近に残った未帰還兵を追った『花と兵隊』を発表。第1回田原総一朗ノンフィクション賞〈奨励賞〉、第26回山路ふみ子映画賞〈福祉賞〉を受賞。2011年、森達也、綿井健陽、安岡卓治とともに『311』を共同監督。2012年、地震と津波と放射能汚染の被害を受けた福島県南相馬市江井地区を取材した『相馬看花 第一部 奪われた土地の記憶』を発表。著書に「ぼくと『未帰還兵』との2年8カ月」(同時代社)、共著に「311を撮る」(岩波書店)。「馬喰」(河出書房新社)を12月に刊行予定。

プロデューサー 橋本佳子

1985年よりドキュメンタリージャパン代表を20年間務め、ドキュメンタリー番組を中心に数多くの受賞作品をプロデュース。現在も精力的に作品を作り続けている。個人として、放送文化基金個人賞、ATP個人特別賞、日本女性放送者懇談会賞受賞。芸術選奨、民間放送連盟賞、地方の時代映像祭賞などの審査員や座・高円寺フィルムフェスティバル実行委員を務める。プロデュースした映画作品に『遠足 Der Ausflug』(1999/監督:五十嵐久美子)、『パンダフルライフ』(2008/監督:毛利匡)、『ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎 90歳』(2012/監督:長谷川三郎)、『フタバから遠く離れて』(2012/監督:舩橋淳)、『ひろしま 石内都・遺された者たち』(2012/監督:リンダ・ホーグランド)がある。